2026年ワールドカップは、アメリカで1994年以来となる大会であり、これまでにないワールドカップになる。大会が開幕する今週に向けて、知っておくべきことをまとめた。
【開催地と日程】
大会は、木曜日にメキシコが南アフリカと対戦する試合を皮切りにスタートする。この試合はメキシコシティのエスタディオ・アステカで行われる。アメリカでの初戦は翌日の金曜日、イングルッドのソーフィースタジアムでアメリカがパラグアイと対戦する。グループステージは6月27日まで行われ、7月8日に1日のオフがあり、準々決勝からは試合が続く。決勝は7月19日(日)にニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われる。キックオフ時間は、東部時間で正午から深夜までの間の時間になり、6月13日から6月23日までは1日4試合、6月24日から6月27日まではグループ最終戦のため1日6試合が予定されている。
【大会フォーマット】
今回の大会は48チームが参加し、史上最大のワールドカップとなる。2022年大会の参加チーム数から50%増加し、合計104試合が行われる。48チームは従来通り4チームずつのグループに分けられ、グループステージでは合計72試合が行われる。ラウンドロビン方式のグループリーグの後、各グループの上位2チームに加え、成績の良い3位のチームが8チーム、合計64チームがノックアウトステージに進出する。
【新ルール】
今回のワールドカップでは試合の進行をスムーズにするためのルール変更がいくつか行われている。各試合ごとに、選手が水分補給するための3分間の休憩が前半と後半にそれぞれ1回必ず設けられることになった。
デッドボール時(ゴールキックやスローインなど)にボールを再開するのは選手は5秒以内、交代する選手はピッチを退場するのは10秒以内というルールが設けられた。また、負傷した選手が治療を受ける際は1分間ピッチを離れる必要があるが、カードが出たプレーで負傷した場合はその制限は適用されない。
審判に対して抗議できるのはキャプテンのみとなり、他の選手が抗議した場合はイエローカードが提示される可能性がある。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は、セカンドイエローカードやコーナーキックの判定についても見直しができるようになる。
【視聴方法】
アメリカでは、すべての試合がFOX(70試合)とFS1(34試合)で放送され、ストリーミングはFox Oneで視聴できる。スペイン語での放送を希望する視聴者には、Telemundoで92試合、Universoで12試合(グループリーグの最終戦)を見ることができる。
【注目チーム】
優勝候補は過去に優勝したチームが中心で、フランス(+450)とスペインがトップのオッズとなっており、次いでイングランド(+650)、アルゼンチン(+800)、ブラジル(+800)となっている。
【アメリカの期待】
アメリカはグループDでイングランド、メキシコ、フィジーと対戦する。アメリカは現在FIFAランキング16位で、優勝オッズは11番目の40倍となっている。グループリーグを突破することはほぼ確実と見られており、2位での突破も問題ないだろう。
【注目選手】
今回のワールドカップには過去、現在、未来のスーパースターが多数出場する。特に注目されるのは、アルゼンチンのリオネル・メッシ、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、クロアチアのルカ・モドリッチの3選手で、いずれも40歳に近い年齢で、これが最後のワールドカップ出場になる可能性が高い。
その他、フランスのキリアン・エムバペやブラジルのヴィニシウス・ジュニオール、イングランドのハリー・ケインといった若手や中堅の選手たちが、国を代表して活躍することが期待されている。