スティーブ・クラークのスコットランド代表監督としての任期が、シャーロットでの衝撃的な終焉となりました。7年間の指揮で、彼はチームをヨーロッパ選手権連続出場に導き、28年ぶりの男子ワールドカップ出場を果たしましたが、ノースカロライナ州シャーロットのキャンプ地で辞任を発表しました。クラークは退任にあたり、タータン・アーミーに向けた感情あふれる手紙を公開しました。以下にその手紙の全文を紹介します。

スコットランドFAから監督職の打診を受けたとき、多くの人々からこの職は『毒杯』だと警告されました。しかし、私の心の中では、ただのサルコーツ出身の少年が選ばれた職業で成功を収め、祖国に貢献したいという思いがありました。この挑戦を断る理由は見つかりませんでした。私の任務は明確で、大会への出場を果たすことでした。

7年間を振り返ると、誇りと共に満足感がこみ上げてきます。1998年のクレイグ・ブラウン以来初めてスコットランドを大舞台に導けたことは夢のようでした。ベオグラードでのあの夜は、スタジアムには観客がいない中でのピュアな感情の体験で、パンデミックの制約から抜け出すための一筋の光となりました。

Image

2026年のワールドカップ予選を勝ち抜く過程は厳しいものでしたが、デンマーク戦で4-2で勝利を収めたハンプデン・パークでの試合は、スコットランド史上最も劇的な試合でした。この7年間で、現地のファンとチームの絆を再構築できたことが最大の満足感をもたらしました。

私の任期を支えてくれたコーチングスタッフ、そして選手たちに感謝の意を表します。彼らの協力があってこそ、スコットランドのサッカーは新たな一歩を踏み出すことができました。次の監督には、心からのエールを送ります。

さようなら、スコットランド。
スティーブ・クラーク