2006年ワールドカップの準決勝、イタリア対ドイツ戦の前に、ドイツチームがイタリアの練習を盗み見していたのではないかという疑惑に関して、**マルチェロ・リッピ**監督がインタビューで語った。 その内容を伝えたのは、イタリアの新聞『レプブリカ』。 リッピは同紙のインタビューの中で、次のように語った。 「間違いなくそう思っていた。ある日、練習の後に選手たちに言ったんだ。 『あの茂みの後ろに、写真家たちが隠れているはずだから、みんな茂みに背を向けて立って、ズボンを下ろしてくれ』ってね。 しかし、ああいう行為が実際に公にされることはなかったから、もしかしたら俺の勘違いだったのかもしれない」 盗まれたら困るプレイとは? イタリアがドイツと戦う前、イタリアの選手たちはリッピの指示のもと、練習であるプレイを徹底的にやり込んでいた。それは、コッパ・イタリアでユベントスが戦ったサンプドリア戦において、リッピが提案した戦術の一環で、試合の中で相手チームの守備を崩すための「隠れたプレイ」だった。 そのプレイの内容は、相手のマークを外れるように一度全員がポジションを替え、その後、元のポジションに戻るというもので、相手には一時的にどこに誰がいるのか分からない状態を作り出すというものであった。 リッピは、ドイツチームがそれを盗み見して、本番で対策を練ってくる可能性があると考えたのだ。 Image 【関連記事】 リッピが語る2006年決勝戦「ジダンがいない方が勝てるという発想はなかった」 次のページ : 【レプブリカ独占インタビュー】リッピが語る2006年ワールドカップ(前編)